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Selfless vs LG Evil  Overwatch Rumble Playoffs

コメリカ王をきめる大会のLBfinalひとつ手前、実質3位決定戦の試合ですね。せるふれすおおくない?って。しるかよ。

Selfless

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LG Evil

Hammersに所属していたチームが3月頃にLuminosity Gamingと契約してできたチームなんですが、そのHammersと契約する以前からbird noisesという名前でずっと活動してたようです。しかも、どうやらメンバーを一度も変えずここまで登り詰めたらしく、ある意味誰もが羨む幸せなチーム。アマ時代からマイナー大会では表彰台の常連、Hammers時代にはAMMで優勝、現体制になってからは優勝こそ逃しているものの強豪ひしめくメジャー大会でも常に上位を維持しています。しかしまあいかんせん地味というか、同格チームと比較してもあまり有名なプレイヤーがいない感じですね。実際に試合見てても誰々が強い!誰々がキャリーした!というよりは、各自がすべきことをして結果を残しているような印象を受けます。ワールドカップやLAN大会で活躍すれば何であれスポットライトが当たるので、その面も含めて今後に期待ですね。毎回言ってるわこれ。

 

Hollywood map1

Round 1

攻 LGEvil 3tank-盾ザリ豚76アナルシ  守 Selfless 222-盾豚76トレアナルシ

A point

開幕から前進守備をしくSelfless。後衛のゆとりを確保しつつ機動力の高い76トレで削っていくような戦い方。構造的にポイントで戦うよりトレーサーが活きそう。初回は守が押し込むが次はトレを狩った攻の勝ち。3tank相手では素早くどこかを落とさないと押し切られてしまいそう。
ポイント取り返しに向かう守。待ち受ける攻はカウンターでナノバイザーを撃つもほぼ不発に終わる。ナノトレとバイザーに狩られてしまった攻はポイントキャプチャーに失敗。ナノバイザーの不発もさることながら、攻豚が集団戦前に落ちてザリヤのチャージが溜められなかったのが痛かったか。トレーサーが止まらなすぎた。それにしても、一度きれいにクリアされても間に合うんだなああれ。30%くらいキャプチャーゲージ残してトレーサーがコンテストし始めてるんで、ちょっとだけ粘ればtank陣も普通に間に合う感じ。最初にトレーサーが落ちたのも功を奏したか。
次の回も前進して守るSelflessだが、Sバリアを起点に強引に押し込みきった攻がポイント奪取。dafranのポジション取りが遅れてたかな。
ちなみにdive相手にしたときにこの前進守備で対応できるのかなあ。76があんまり力を発揮できなそうな。火力だそうと前に出たら一瞬でフォーカスされるし後ろいてもあんまり火力でないし。

B point

最初の集団戦をgravでうまく殲滅したLGが順調にペイロをすすめる。上を取った攻76はやはり強く、守 76→Dva
ポイント争奪戦でもult状況で圧倒していたLGがあっさりと進めきる。

C point

Dva→76。
ポイントについた直後から高台の奪い合い。攻は豚76アナで上を取りに行き、守76は流石に撤退。その間にペイロに当たりに行く守だったが、76トレの火力が無く壊滅。
最終ポイント争奪戦。ここは結果的にult差を維持していたLGが長い混戦の末に攻めきるんだけど、Selflessの守備の動きが面白い。豚76ルシで上を回ってバックアタックを狙うような形。豚の暗殺フックを狙いつつ76に良いポジションを与えるためなのかな?後ろに回った76がこっから到着直前までずっと撃ち続けてるんだから戦略的には正解なのかも。互いのこの構成では76のポジションの奪い合いが終始面白い。

Round 2

攻 Selfless 222-盾豚76トレアナルシ  守 LGEvil 3tank-盾ザリ豚76アナルシ

A point

1stアタック。Selflessと違ってスタンダードな守り方のLGEvil。そしてLGEvilと違って攻め方も新しいSelfless。76が裏取りルートに疾走しつつトレーサーは迂回ルート、本隊は正面から当たりに行く。お互い76を抱えているのに、まさかの上階に誰もいない戦闘が勃発。ザリヤを早くに失い、裏取り76にかかずらい過ぎたLGが押し込まれまくった挙げ句にそのままキャプチャーされてしまう。これはLGくやしい…。意識を分散しすぎてしまったかなLG。それを強いる戦略なんだろうけど、あまりに上手くハマりすぎて笑ってしまうわ。フォーカスしよっ!星

B point

キャプチャーからちょっとのあいだ、遅れてきたLGとの殴り合いが続いたあとペイロが進行。
まだまだ続くSelflessの面白い攻略。ペイロは盾単独で動かし、その他は高台に直行。そしてペイロに当たりに来たLGをナノバイザーで一気に蹂躙。これはもう完全にRogueがだいすきなプレイの盾構成バージョン。まあよりポジション取りに重きを置いた動きになるのかな。76はもちろん豚の上からの突然のフックなんて避けようもないもんね。
ポイント争奪戦ではLGがgravにナノホッグを重ねて盾豚アナをうまく倒していくも、高所の76とトレーサーが火力を出してそのままペイロ到着。人数不利だけど状況有利だから結局勝っちゃうよの典型例。バイザーとパルスボムでしっかりキルを奪ったSelflessの両dpsも無論すばらしい。

C point

一度LGEvilがペイロの奪取に成功するが、そのあとのSelflessの攻め。SelflessばっかでLGさんには申し訳ないんだけど、この攻略も美しすぎる。まず76トレルシ(76は下層で敵76を見つけたからそのまま下にいたのかな)で上層の敵を追い落としに行き、トレルシはそのままバックレイプへ。守76アナがポジションを失い盾周りに固まりまくったところで、ホールホッグで相手を押し返しつつパルスボムでキルゲット。そのまま囲い込んでひとりも落とされないまま楽に殲滅。JAKEの視点のどうにもならない感じがまた攻めのうまさを物語ってる。
最後はLGがult使って取り返しに行くがうまくキルを奪えずそのままSelflessが攻めきりに成功。

Round 3

攻 LGEvil 3tank-盾ザリ豚76アナルシ  守 Selfless 222-盾豚76トレアナルシ

A point

先ほどの守備と同じようにSelflessは前進守備、LGはそれを警戒して迂回ルートから右奥の大パック部屋前を通るように攻めていく。警戒はしてたんだけどそれでも徹底して裏を取りに来た76トレ豚に対応できず、ゲートの外で殲滅されてしまう。
最後時間の無いLGの攻め。Selflessは高台に陣取りつつポイントまで引いて守る。LGはポイントと高台の両攻めをするが、ポイントに向かったtank陣が溶かされてしまいそのまま奪取失敗。この守備もウマイ…。盾トレアナでポイントに来た相手の前衛に対応しつつ、高台に向かったLGの勢力をしっかり引き込んだところで、上からポイントの前衛に向かって一気に奇襲。パルス刺さってなくても上からの奇襲で相手の前衛死んじゃうだろうし、仮にLGが全員でポイント入っても上の76豚が火力出しまくる算段。うまく詰ませるなー。

Round 4

攻 Selfless 222-盾豚76トレアナルシ  守 LGEvil 3tank-盾ザリ豚76アナルシ

A point

今回は普通に攻めるが、迂回したSelflessの豚と76がキルを奪いそのまま押し切ってSelflessの勝利。

 

Selflessのええとこばっか見れた試合でした。強いとこはいろんなネタ持ってますねやっぱり。