ET>>(こえかべ)>>OW

OWのことを書きます

OW MACRO FUNDAMENTALS 無許可訳 BRAWL編

執筆者
https://twitter.com/Thor_OWCoach

OW MACRO FUNDAMENTALS

https://docs.google.com/presentation/d/10TlnfzxSxcEKhAWTVLNKt1RseAFulTAS8hNm0K8kzGE/edit#slide=id.p


目次

2.1. Brawl

1.1. Brawl 序説

OVERVIEW編参照

1.2. 具体的なコミュニケーション

Brawlは常に一つのかたまりとなって行動する必要がある

如何にして?→よりよいコミュニケーションをとることと味方を信頼することによって
⚫︎指揮的なコール
 ・「in(いけ)」→相手に向かって突っ込んでいく
  コールした人間を信頼することが有利を得ることに繋がる(ポジションについたReaperなど)
 ・「turn(もどれ)」→みんなでバックラインをpeelする
  分断しないように攻撃的な動きをすべて止める(Reaperがバックラインにきたなど)
⚫︎戦術的なコール
 ・「stabilize(安定させろ、ゆっくりと)」→守備的に行動する、アビリティのクールダウンを待つ、集まる
 ・「stack on X(Xに固まれ)」→Xに集合する

1.3. Ult

⚫︎容易にするものとしてのult
 ・目的:アビリティの使用を強いる
 ・準備を必要としない
   でもさらなる作戦があれば→優位を押し込める
 ・具体例としてDva、Moira、Lucioなどのult
⚫︎決定打としてのult
 ・目的:戦闘に勝つ
 ・準備が必要
  -相手チームの特定のアビリティがないこと
    e.g.)ディフェンスマトリクス、Zaryaのバブル…
 ・具体例としてMei、Zarya、Reaperなどのult

2. Brawl vs Dive  

2.1. ポジショニング 1

如何にしてBrawlのポジションを得るか?
⚫︎固まる→何のために?
⚫︎目的:Diveの瞬間最大火力から生き残ること
 ・そのときのためにアビリティを温存する e.g.)Meiの壁、盾、ディフェンスマトリクスなど
  -Diveは戦果を得られない→Brawlはmid-fightで勝る
⚫︎一つの方向のみに対する守備的なアビリティ
 ・→Diveが飛び込める角度を最小限にするポジションをとる
  -お互いが孤立してはいけない
⚫︎mid-fightを強いる
 ・OBJをcontestする、もしくはrotateで相手のバックラインを捕まえる

2.1. ポジショニング 2

守備サイド 対Dive
⚫︎Diveはこちらより高機動
 ・相手はいつでもポイントを触ることができる
⚫︎→Brawlからのrotateを強いる
 ・もしこちらが5-1に分かれていたら
  -Diveは孤立したターゲットに飛び込むことができる
 ・もしこちらが3-3に分かれていたら
  -Diveは弱い方のグループに飛び込むことができる
⚫︎rotateを行うたびにDiveが誰かを孤立させる機会になる
 ・ポイントの近くに居続ける
  -→rotateの必要性が小さくなる
 ・メインタンクだけでポイントを触る

2.1. ポジショニング 3

攻撃サイド 対Dive
⚫︎目標:mid-fightを強いる、瞬間最大火力を生き残る
⚫︎mid-fightを強いる
 ・OBJをcontestする
  -タンクはcontestする必要がある
 ・rotateしてバックラインを捕まえる
  -タンクはpeelする必要がする
⚫︎瞬間最大火力を生き残る
 ・エンゲージにアビリティを使う
  -たくみなrotate→アビリティ使用を最小限に
 ・飛び込まれる角度を最小限にする
  -Brawlのアビリティは一方向のみを守る

2.2. まとめ

目標:Diveからの最大瞬間火力を生き残る
⚫︎常に固まって行動する
 ・孤立しない
  -Diveの機会を無くす
⚫︎エンゲージに備えてアビリティをとっておく
⚫︎mid-fightを強いる
 ・OBJか相手のバックラインに向かってrotateする
⚫︎ポイントに近く、かつ最小限の角度をとる位置を守る
 ・それぞれの方向を守るアビリティ
⚫︎左か右から攻め込む
 ・Diveの機会をより減らす

3. Brawl vs Brawl

3.1. ポジショニング 1

ミラーマッチアップ:→長所と短所の影響力がともに小さくなる
守備的優位を活かすためにchokeを使う
⚫︎至近距離で戦える
 ・早いmid-fightを強いる
 ・相手チームは、準備が整った自チームに対して突っ込んでいくことになる
⚫︎攻撃側は一方向から、しかし守備側は多方向から
 ・自らの位置を保持する、相手に向かって押し込んではならない
  -優位なポジションを手放してはならない
⚫︎相手チームはchokeから押し込むためにアビリティを先に使用する
 ・これに迎え撃つため賢く位置取りをしよう
  e.g.) Meiはチームと同じ場所にいるべきでない

3.1. ポジショニング 2

どうやってchokeを突破するか?
2つの方法:
⚫︎機動力
 ・相手チームより速くrotateする(Hammond、Winston、Tracer、…)
  -Brawlの完全ミラーではできない
⚫︎より高い火力
 ・強力なアビリティでchokeを突破する
 ・choke後にチームのためのスペースを作る
  -DPSでflankする
  -ultを使う(Dva、Mei、…)

3.2. Flankの準備 1

Brawl vs Brawlにおけるマップコントロール
⚫︎Brawlはマップコントロールの術を持たない!
⚫︎→どちらのチームも相手のflankを抑制することがない
 ・両チームにとってflankの機会に
⚫︎flankはリソースの消費を強いる
 ・→フロントラインのアビリティが減る
 ・→flankのあとにフロントラインが押し込む
  -flankがフロントラインのためのスペースをつくる
⚫︎敵のflankに備える
 ・チームをpeelする(Dva、Lucio、…)
 ・敵フロントラインを押し込む
  -6vs5のエンゲージを期待して

3.2. Flankの準備 2

どうやってflankを準備するか?
⚫︎DPSが相手のバックラインに回り込む
 ・別の方向からflankする
  -自チームの方に戻るために守備的アビリティを使う
 ・両分隊(自チームと味方flank)がポジションをとるのを待つ
⚫︎敵バックラインがDPSの方に近寄る
 ・自チームはrotateすることによって相手チームをbait*1する(訳:自チームのbaitで敵チームのrotateを誘う、かも?)
 ・→DPSは敵バックラインが自らの方へrotateしてくるのを待つ

3.3. まとめ

守備敵な優位を活かすためにchokeを使う
⚫︎至近距離で
⚫︎攻撃側は一方向、守備側は複数方向から
⚫︎相手はchokeを抜けるためにアビリティを先に使う
Brawlはマップコントロールの術を持たない!
⚫︎→どちらのチームも相手のflankを抑制できない
 ・両チームにとってflankの機会に
⚫︎flankはリソースの消費を強いる
⚫︎敵のflankに備える
⚫︎rotateしてflankを準備する

4. Brawl vs Spam

4.1. ポジショニング

目標:Spamからの角度を減らす→OBJで戦うことを強いる
⚫︎固まろう!
 ・アビリティは一方向に対して強力(盾、ダイレクトマトリクス、Meiの壁、…)
  -自チームがみんなでいるときだけ
⚫︎多くがカバーされた通路から攻撃する
 ・左や右からrotateする
  -それぞれ片方のサイドでマップは終わっている→自然のカバー
⚫︎高所へとrotateする
 ・Spamからの角度を減らす見込みがある
⚫︎OBJで戦うことを強いる
 ・Spamが多くの時間を保持することが、Brawlにとって最悪である

5. まとめ

⚫︎長所
維持力、守備的アビリティの強さ、平面への移動
⚫︎短所
マップコントロール、上下への移動、リソースに左右されがち
⚫︎勝利様態
mid-figthsを相手に強いる→OBJのそばで行動する、最小限の角度のみを開ける
⚫︎vs Spam
 ・高所から押し込んでいく→少ない角度で戦える、OBJでの戦いを強いる
⚫︎vs Brawl
 ・chokeを維持する、マップコントロールは存在しない→flankを使う
⚫︎vs Dive
 ・固まる、最小限の角度を取るポジションをとる、アビリティを使って瞬間火力を生き残る

*1:あえて悪いポジショニングをすることで、相手チームがその"ミス"を拾おうとするのを誘う